電磁誘導などの影響を受けやすいので

ネットを利用していても、その中味がどのようになっているかを知らない人も多いのではないでしょうか。


ここでは光回線を利用したインターネットの仕組みを紹介しましょう。

光回線とADSLを比較して考えてみましょう。


一般的にはより光回線の方がスピードは速いと考えられています。

それは光ファイバーと呼ばれるたいへん細いガラスの管の中を光が通過することによってデータ通信を実行しているからです。


電気の速さよりも光が速いのです。

あなたの家の中には電柱から伸びて伝わってきた光ファイバーが繋がれています。


光とLANケーブルを変換する装置が置いてあるはずです。

光ケーブルはNTTの建物の中までつながっていて、そこからはプロバイダーの装置に接続されます。


そして、そのプロバイダーの装置からネットへつながっているのです。


それに比較すると、ADSLは電線を利用していますから、変換装置がいりません。


しかし、電磁誘導などの影響を大きく受けやすいために、いつも高速でデータ伝送できるというわけではないのです。


光でしたらノイズに対してほとんど影響されません。

光ファイバー回線が高速であることを利用して、動画の配信など盛んに行われるようになりました。

また、光のところは高速であっても、プロバイダーの装置の先や、家のLANケーブルやパソコンなどのスピードが遅いのならば意味がありません。


一番遅い装置の速さに足を引っ張られるのです。

最近建てられたホテルやマンションなどでは最初からLANの設備が備えつけられています。

ネットは当たり前の便利な環境となっているのです。